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右の写真の犬は、うめ吉です。
うめ吉はとても人気者で
こどもたちはよく
上に乗って遊んでいます。
​当院はけがした子供さんがよく来られますので、待合室は絵本・おもちゃ・マンガの本・ぬいぐるみ
などで、まるで小児科の様です。でも私は、犬よりもネコが好きです。
ところで、形成外科とはこんな仕事をします。と言いますか、当院で主にやっている仕事の内容です。
1)まず、けが・やけどの治療
  軟膏塗ってガーゼで被うオーソドックスな方法か、密封療法か、今だに迷います。
  治った後は、なるべく傷痕が残らないよう、しっかり後療法を続けます。
  縫わなければならないようなパックリ開いた傷は、少しでも目立たない1本線の傷痕で済むよう
  しっかり丁寧に縫います。もちろん、こちらも後療法が大事です。
2)皮膚の表面・皮膚の下にできた腫瘍の手術
  皮膚の表面にできるものは、ウイルス性のイボ・脂漏性角化症(じーさん、ばーさんたちの
  こめかみとか頬にできてる黒いやつ)・線維腫(首とか腋にできるプツプツ)等があります。
  ほとんどの場合、レーザーで取ってしまいます。
  大きさによっては、メスで切り取って縫ったほうがきれいな傷痕で済むこともあります。
  皮膚の下にできる腫瘍は、粉瘤腫か脂肪腫である事が多いです。どちらも皮膚をメスで切開して
  下から取り出して、きれいに縫い合わせます。粉瘤腫は、ばい菌が入って化膿することが多々あ
  りますので早めに手術することをお勧めします。脂肪腫も早めに取ってしまう方が良いです。
  大きくなるまでほったらかしとくと、それだけ傷痕が大きく残ってしまいますので。
3)陥入爪・巻爪の手術
  爪が痛くて受診される患者さんも多いですね。爪のくい込んでいる所と、爪の下の方に見える    
  爪の三日月部分の横の方(くい込んでいる所に相当する部分)を切除します。
  手でも足でも、指に注射するのは痛いので、1時間前に麻酔の塗り薬を塗って、表面麻酔をしてから
  局所麻酔の注射をするようにしています。まあ、いきなり注射するよりも、ちょっとはましの様です。
  それから爪水虫、お年寄りに多いですね。爪が白く濁っているくらいなら、塗り薬があります。
  中には爪がぶ厚くなって、貝殻みたいにカタツムリみたいになっている方もいます。爪が上向きに
  伸びて木の枝みたいになっている方もいます。ここまでなると塗り薬では太刀打ちできないと
  思ってますので、やはり局所麻酔して爪を剥してます。
4)シミ・ほくろのレーザー治療
  シミはまず2種類のクリームを買っていただき、クリーム治療を始めます。4週間クリーム治療
  の後にレーザー治療をします。治療後は洗顔するのはOKです。2週間ほどお薬塗ってガーゼを当
  てて下さい。2週間経ったころに、かさぶたを剥します。かさぶたが剥がれると、下から新しい
  ピンク色の皮膚が出てきて ”おっ、しみが取れた” って風に見えるのですが、実はこれで安心
  はできません。その後、また色が出てきて ”なんだ、またもどちゃった” てことも多いのです。
  これを炎症性色素沈着と言います。つまり転んで膝小僧をすりむいた後、虫に刺されてボリボリ
  掻いた後シミになるのと同じ。もちろんこれを起こさないように、レーザー後の後療法が大事
  なのです。
  ところが、この数年ピコレーザーという最新のレーザー機器が出てきて、これは炎症性色素沈着
  がほとんど起きないそうなんです。そんな立派な機械、当院には置いていません。探してみては
  いかがでしょうか。但し、治療費けっこう高くなるんじゃないかな、と思います。
  
  ほくろのレーザー治療は、患者さんが希望されればその日にでもやります。やはり洗顔後にお薬
  塗ってガーゼを当ててください。どれくらいで治るのか、それは最初のほくろの大きさによりま
  すので、実際に診せていただかないと、お答えできません。治った後は赤い傷跡が残りますが
  自然と肌色に戻っていきますので待っててください。何か月かはかかりますけど。
  シミと違って、大きく盛り上がった黒いほくろが、平らな赤い傷跡になれば、患者さんの満足度
  としては高いですよね。
  
​  

​診療内容の紹介

​私が院長の有働幸弘です。
昭和34年7月11日の生まれです。
昭和60年(1985年)に久留米大学を卒業し、久留米大の形成外科に入りました。平成3年(1991年)に形成外科学会の認定専門医を取得しました。
​平成10年(1998年)11月に当院を開業しました。
​よく見えませんが、
外来で飼っているグッピーです。
​  うめ吉です。
玄関入ってすぐ左の
​受付です。
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